大学の今がわかる!国公私立大学751校の情報が満載!『大学の真の実力 情報公開BOOK』刊行
2017-10-03 ニュースリリース
教育出版の株式会社旺文社(東京都新宿区、代表取締役社長 生駒大壱)は、2017年度に国内で学生募集した大学のうち、通信制のみの大学等を除く751大学から協力をいただいた回答から作成したデータブック『大学の真の実力 情報公開BOOK 2018年度版』を、9月30日に刊行しました。
本書は、大学の“入口(入学者)”と“出口(卒業者)”そして“中身(学生サポート)”に関する公開情報をまとめたデータブックで、入試方式ごとの入学者数、入学者の現役占有率、大学卒業後の進路など“大学の生情報”を掲載し、偏差値やイメージに隠された“大学の真の姿”をデータでお伝えする、受験生、保護者、進路指導者にとって志望校選定の新しい資料としてご活用いただける1冊です。
この度、本書のなかから、国公立私立大学別の入学者の「入試方式別の割合」や私立大学の「入学定員充足率」、入学予定者向けの「入学前教育の実施割合」などを算出しましたのでお知らせします。
(1) 一般入試入学者の割合が国立8割以上、公立7割以上、私立5割弱!(国公私立大学別入試方式別の入学者※1-1,2)
今回の調査では、一般入試入学者の割合は、国立大学83.1%、公立大学71.6%、私立大学47.9%となりました。私立大学での一般入試入学者の割合は国公立大学に比べて低く、半数近くの入学者が、推薦入試やAO入試などによって入学していることがわかりました。
※1-1調査対象:国立大学82校492学部、公立大学87校194学部、私立大学480校1,483学部(学部はいずれもコース等含む)の有効回答を基に算出しました。
※1-2 一般入試にセンター試験利用を含む。
(2) 入学定員充足率※2-1、改善進むも小規模私立大学に未充足校が集中 (私立大学入学定員充足率※2-2)
私立大学全体での入学定員充足率は104.3%、入学定員割れ校※2-3は4割弱(568校中221校=38.9%)となりましたが、その内訳をみると、大学の入学定員数によって差があることがわかりました。
入学定員充足率は、入学定員800人未満の大学は98.7%に対し、入学定員800人以上の大学は106.5%。入学定員割れ校は、入学定員800人未満の大学は199校に対し、入学定員800人以上の大学は22校となり、小規模校大学が苦戦していることがうかがえます。
また、入学定員未充足大学の充足率をみると、入学定員充足率が80%未満の大学が約4割(221校中86校=38.9%)あることがわかり、入学者確保への取り組みが求められています。
※2-1 充足率:入学定員に対して実際の入学者数の割合。
※2-2 調査対象:私立大学568校の有効回答を基に算出。( )内は前年の本調査結果(私立大学560校の有効回答を基に算出)。
※2-3 入学定員割れ校:大学全体の入学定員数に対する入学者数が100%未満の大学。
(3) 私立大学の6割以上が全学で入学前教育を実施 (入学前教育制度※3-1)
入学前教育は、大学入学前の期間に、入学予定者を対象に課題やテスト、授業等を行う制度です。今回の調査では、国立大学の7.4%、公立大学の18.4%、私立大学の62.9%が全学で実施しているという結果となり、特に私立大学で積極的に行われていることがわかりました。
入学前教育の実施内容の割合をみると、レポート提出19.9%、指定図書感想文、小論文14.4%、通信添削14.1%が上位となりました。その他も17.4%と割合が高く、大学により様々な入学前教育を行っていることがうかがえます。
※3-1 調査対象:国立大学81校、公立大学87校、私立大学572校の有効回答を
基に算出しました(入学予定者の入試区分は問わない)。
※3-2 本調査では、実施対象の人数は問わない。
(4) 国立大学の約7割が外国語検定試験で単位認定 (外国語検定試験の単位認定制度の実施状況※4-1)
大学では、教育上有益と認められる場合に、大学以外の教育施設等の学習成果を単位認定できます。各種外国語検定がその対象になっている大学は少なくありません。英検(実用英語技能検定)をはじめIELTSなどの英語の検定だけでなく、実用フランス語技能検定、ドイツ語技能検定など他の言語も対象なのが一般的です。公立大学、私立大学では全学での実施は4割に満たない一方、国立大学では約7割が全学で実施しています。なお、認定基準は大学ごとに設定されており共通ではありません。
※4-1 調査対象:国立大学81校、公立大学87校、私立大学570校の有効回答を基に算出しました。
【会社概要】
社名 : 株式会社 旺文社
本社 : 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
設立 : 1931年10月1日
TEL : 03-3266-6400
代表者 : 代表取締役社長 生駒 大壱
URL : https://www.obunsha.co.jp/
事業内容 : 教育・情報をメインとした総合出版と事業
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社旺文社 広報担当
TEL : 03-3266-6400
FAX : 03-3266-6849
E-mail :pr@obunsha.co.jp
本書は、大学の“入口(入学者)”と“出口(卒業者)”そして“中身(学生サポート)”に関する公開情報をまとめたデータブックで、入試方式ごとの入学者数、入学者の現役占有率、大学卒業後の進路など“大学の生情報”を掲載し、偏差値やイメージに隠された“大学の真の姿”をデータでお伝えする、受験生、保護者、進路指導者にとって志望校選定の新しい資料としてご活用いただける1冊です。
この度、本書のなかから、国公立私立大学別の入学者の「入試方式別の割合」や私立大学の「入学定員充足率」、入学予定者向けの「入学前教育の実施割合」などを算出しましたのでお知らせします。
(1) 一般入試入学者の割合が国立8割以上、公立7割以上、私立5割弱!(国公私立大学別入試方式別の入学者※1-1,2)
今回の調査では、一般入試入学者の割合は、国立大学83.1%、公立大学71.6%、私立大学47.9%となりました。私立大学での一般入試入学者の割合は国公立大学に比べて低く、半数近くの入学者が、推薦入試やAO入試などによって入学していることがわかりました。
※1-1調査対象:国立大学82校492学部、公立大学87校194学部、私立大学480校1,483学部(学部はいずれもコース等含む)の有効回答を基に算出しました。
※1-2 一般入試にセンター試験利用を含む。
(2) 入学定員充足率※2-1、改善進むも小規模私立大学に未充足校が集中 (私立大学入学定員充足率※2-2)
私立大学全体での入学定員充足率は104.3%、入学定員割れ校※2-3は4割弱(568校中221校=38.9%)となりましたが、その内訳をみると、大学の入学定員数によって差があることがわかりました。
入学定員充足率は、入学定員800人未満の大学は98.7%に対し、入学定員800人以上の大学は106.5%。入学定員割れ校は、入学定員800人未満の大学は199校に対し、入学定員800人以上の大学は22校となり、小規模校大学が苦戦していることがうかがえます。
また、入学定員未充足大学の充足率をみると、入学定員充足率が80%未満の大学が約4割(221校中86校=38.9%)あることがわかり、入学者確保への取り組みが求められています。
※2-1 充足率:入学定員に対して実際の入学者数の割合。
※2-2 調査対象:私立大学568校の有効回答を基に算出。( )内は前年の本調査結果(私立大学560校の有効回答を基に算出)。
※2-3 入学定員割れ校:大学全体の入学定員数に対する入学者数が100%未満の大学。
(3) 私立大学の6割以上が全学で入学前教育を実施 (入学前教育制度※3-1)
入学前教育は、大学入学前の期間に、入学予定者を対象に課題やテスト、授業等を行う制度です。今回の調査では、国立大学の7.4%、公立大学の18.4%、私立大学の62.9%が全学で実施しているという結果となり、特に私立大学で積極的に行われていることがわかりました。
入学前教育の実施内容の割合をみると、レポート提出19.9%、指定図書感想文、小論文14.4%、通信添削14.1%が上位となりました。その他も17.4%と割合が高く、大学により様々な入学前教育を行っていることがうかがえます。
※3-1 調査対象:国立大学81校、公立大学87校、私立大学572校の有効回答を
基に算出しました(入学予定者の入試区分は問わない)。
※3-2 本調査では、実施対象の人数は問わない。
(4) 国立大学の約7割が外国語検定試験で単位認定 (外国語検定試験の単位認定制度の実施状況※4-1)
大学では、教育上有益と認められる場合に、大学以外の教育施設等の学習成果を単位認定できます。各種外国語検定がその対象になっている大学は少なくありません。英検(実用英語技能検定)をはじめIELTSなどの英語の検定だけでなく、実用フランス語技能検定、ドイツ語技能検定など他の言語も対象なのが一般的です。公立大学、私立大学では全学での実施は4割に満たない一方、国立大学では約7割が全学で実施しています。なお、認定基準は大学ごとに設定されており共通ではありません。
※4-1 調査対象:国立大学81校、公立大学87校、私立大学570校の有効回答を基に算出しました。
【会社概要】
社名 : 株式会社 旺文社
本社 : 〒162-8680 東京都新宿区横寺町55
設立 : 1931年10月1日
TEL : 03-3266-6400
代表者 : 代表取締役社長 生駒 大壱
URL : https://www.obunsha.co.jp/
事業内容 : 教育・情報をメインとした総合出版と事業
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社旺文社 広報担当
TEL : 03-3266-6400
FAX : 03-3266-6849
E-mail :pr@obunsha.co.jp