飛び出せ高校生! シリーズ

高校生しなくてもいいこと 学校、友だち、自分に悩むあなたへ

  • 渡辺 憲司 著
  • 小林 実 監修
読者対象
高校生
  • 価格 : 1,320円(税込)
  • 発売日 : 2021年05月24日
  • ISBNコード : 9784010500453
  • 図書分類コード : 7037
  • 本冊 : A5判 / 136ページ / オールカラー

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内容紹介

もっと自由に! 思い込みを捨てたら楽になる。ガマンしているすべての高校生に贈る禁断の書です。

高校生が面倒、ウザいと思っているけれど、「しなくてはいけない」と思い込んでいることをアンケートをもとに分析しピックアップしました。
それに対して、50年を超える教員生活を送った渡辺憲司先生が、「そんなこと、しなくてもいいんだ」と優しく心に残る言葉でアドバイスしてくれる、いわば心のビタミン的な本となっています。

「変な校則は守らなくていい」、「クラスメートと無理に仲良くしなくてもいい」、「夢はなくてもいい」など、さまざまな学校で教えてきた経験を持つ、大ベテランの先生だからこそ言える思い切った言葉と、優しさにあふれたそのアドバイスに、必ずやあなたの凝り固まった心がほぐれてくるのを感じるはずです。

なんだか心がつらくなった時に、気楽な心持ちで寝ころびながら読んでみてください。
読み終わったときに、きっといつもの日常が違う景色に見えてくるはずです。




目次

    学校に関して、しなくてもいいこと
    「変な校則は守らなくていい」
    「先生を信用しないことも大事」
    「無理に学校にいかなくてもいい」ほか

    友だちに関して、しなくてもいいこと
    「クラスメートと無理に仲良くしなくてもいい」
    「無理してみんなと話さなくていい」
    「グループに入らなくていい」ほか

    自分に関して、しなくてもいいこと
    「夢はなくてもいい」
    「資格や特技がなくてもいい」
    「自分に自信がなくてもいい」ほか

編集担当者の声

渡辺憲司先生は、東日本大震災の3.11に、生徒へ向けて送られたメッセージ「時に海を見よ」で有名です。
当時SNSで拡散され、80万回以上の接続を記録し、その後テレビ、ラジオでも取り上げられ、熱いメッセージを発信されていました。
また、このコロナ禍で発信されたメッセージ「今本当のやさしさが問われている」が、テレビ、ラジオ、新聞などで大きな反響を呼んでいます。こうしてみると、まっすぐな熱血教師にも感じられると思いますが、実際にお会いしてみるとユーモアたっぷりの人間味あふれる先生です。
この本を読んでもらえれば同感していただけると思いますが、「こんな先生に教わりたかった」と思うのは私だけではないと思います。

小林実先生は現場のリアルな学生を多く見てこられた先生です。その経験から「しなくてもいいこと」の選定や、アドバイスの妥当性について学生の立場からチェックしていただきました。

著者紹介

渡辺 憲司
立教大学名誉教授。
立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。博士(文学)九州大学。
教師歴50年を超える大ベテラン。専門は日本近世文学。
横浜市立横浜商業高等学校定時制、私立武蔵高等学校中学校、梅光女学院大学短期大学部(現梅光学院大学)、梅光女学院大学(現・梅光学院大学)、立教大学、立教新座中学校・高等学校校長、自由学園最高学部学部長と、さまざまな学校で教えた経験を持つ。
立教新座中学校・高等学校校長時に起きた、東日本大震災を受けて、卒業生へ向けたメッセージが大評判となる。著者多数。TV,ラジオ出演多数。

小林実
十文字学園女子大学 教育人文学部文芸文化学科 教授
立教大学大学院博士課程後期課程単位取得後退学。専門は日本文学。
大学新入生のガイダンスを長年担当しており、リアルな学生の悩みと本音を熟知している。