- 読者対象
- 高校生
学習レベル
- 基礎
- 標準
- 応用
- ★入試対応
- 価格 : 1,430円(税込)
- 発売日 : 2023年09月25日
- ISBNコード : 9784010350782
- 図書分類コード : 7321
- 本冊 : A5判 / 256ページ / 2色刷
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内容紹介
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定期テストの学習などで細切れに覚えていた知識を,範囲の広い共通テスト対策用に流れと枠組み(時代区分や地域,分野など)で整理して理解するための参考書です。歴史を大きくとらえるために,頭の中に「流れ」と結びついた「枠組み」の箱を作ることから始めてみましょう。
・勉強法3テーマ,歴史総合33テーマ,日本史探究50テーマの3部構成になっています。
・見開き完結のQ&A方式なので,区切りがわかりやすく読みやすくなっています。
・「Q&A」の「ANSWER」はテーマのまとめにもなっており,ここだけさっと読んでも要点をつかむことができます。
・共通テストでは「問題を読んで考える」出題が増えています。この本は,文章での解説を中心にしているので,読解力も同時に養えます。
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目次
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第Ⅰ部 共通テスト「歴史総合,日本史探究」の内容と勉強法
第Ⅱ部 歴史総合の流れと枠組み
第0章 歴史総合について
第1章 近代化と私たち
第2章 国際秩序の変化や大衆化と私たち
第3章 グローバル化と私たち
第Ⅲ部 日本史探究の流れと枠組み
第1章 原始・古代
第2章 中世
第3章 近世
第4章 近現代
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編集担当者の声
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センター試験から共通テストに変わり,日本史の問題も思考力・判断力重視のものに変化しました。また、2025年1月の共通テストからは「歴史総合,世界史探究」として,歴史総合の内容も含むことになります。思考力・判断力重視の問題で必要になるのは、教科書の太字の用語を個別に丸暗記で覚えた知識ではなく,問題文や資料,図版,グラフなど読み取った情報から、答えのために必要な時代背景や内容に関わるものとして適切に思い出せる「使える」知識です。本書は、用語を暗記することより,歴史の大きな枠組みと流れを掴むことを重視して編集しました。ふだん「歴史は用語を暗記する科目」だと思っている高校生・受験生の皆さんにはぜひ読んでほしい一冊です。また,社会人の皆さんの学び直しにも役立つ内容になっています。
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著者紹介
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早稲田大学教育学部卒。河合塾において30年間受験日本史の指導にあたる。「記憶」ではなく「わかる」ということに重点をおいて、なぜ,この事項が出題されるのか明らかにする授業を行う。河合塾では記述模試,東大・一橋大・早慶大など大学別模試の出題を行うのはもちろん,各種教材の作成に携わってきた。また河合塾主催高校教員向け論述問題研修会・早慶大入試研究会において講師を務めた。著書に『早稲田大の日本史』『慶応義塾大の日本史』(共著)(河合出版)などがある。