過去約15年分の大学入試問題を徹底分析したことで誕生した，約2,500語の用語を収録した一問一答型地理問題集です。“共通テスト・私大上位で必ず覚える”入試基礎レベル1,750語，“難関大で必ず覚える”私大上位レベル750語という２段階レベルで構成しています。両方のレベルで“地図の利用”・“系統地理”・“地誌”の全範囲を扱っています。最初のレベルだけでも教科書復習レベル基本問題の全範囲を扱っています。２つ目のレベルも含めて学習することで，地理で必要な用語を効率的に覚えられます。
さらに，地理で重要な統計資料問題を100問収録しています。試験で使用される統計資料のどこに目をつけて，どのように解答を導けばよいかを，簡潔に解説しています。一問一答で得た知識が実際の問題を解くのに役立つことが実感できるはずです。
また，巻末では，実際の共通テスト問題のうち，差がつく問題を取り上げて詳しく解説しています。
改訂版では，紙面は使いやすくリニューアルし，入試頻出度マークを追加しました。
付録として，特設サイトで，一問一答を使った学習方法を説明した「一問一答の最強の使い方」を確認できます。

＜共通テスト・私大上位で必ず覚える　入試基礎レベル　基本の1,750語＞
１章　地図の利用
２章　系統地理―自然環境
３章　系統地理―資源と産業
４章　系統地理―生活と文化
５章　地誌―アジア・アフリカ
６章　地誌―ヨーロッパ・旧ソ連
７章　地誌―アメリカ
８章　地誌―オセアニア

＜難関大で必ず覚える私大上位レベル　標準の750語＞
１章　地図の利用
２章　系統地理―自然環境
３章　系統地理―資源と産業
４章　系統地理―生活と文化
５章　地誌―アジア・アフリカ
６章　地誌―ヨーロッパ・旧ソ連
７章　地誌―アメリカ
８章　地誌―オセアニア

＜統計資料問題＞
１章　自然環境
２章　産業
３章　交通・通信
４章　人口
５章　村落・都市
６章　生活文化

＜差がつく！共通テスト問題にチャレンジ＞

地理で受験すると決めて勉強していくと，覚えなければいけない用語多いことに気がつき，やってもやっても覚えきれずに，途中で嫌になったりしたことはないでしょうか？　本書ではまず“共通テスト・私大上位で必ず覚える　入試基礎レベル”で地理の全範囲を学習し，その後に次のレベルの問題の学習に移ることによって，膨大な地理の知識を，挫折しないで効率的に定着させることができます。
また，基本問題の文章に出てきた用語が標準問題の解答になっているなど，復習しながら多面的に地理の用語を覚えることができます。サイズもコンパクトで，持ち歩いてこまめに学習することができます。
この書籍を使い込んでいただき，志望大学に合格されることを祈っています。

河合塾，河合塾マナビス講師。大学（地理学専攻）卒業後，GIS（地理情報システム）関連企業に勤め，統計データの扱いなどを学ぶ。その後，教職に転じ高等学校で講師を務めながら，2002年より現職。全地区配信の映像授業と，対面授業では中部地区の各校舎を中心に幅広い層の指導を担当。また，「全統共通テスト模試」など多くの模試・教材の作成を担当し，「信頼できる仕事ぶりで，地理に対する思いも熱い」と他の講師からの人望も厚い。ヨーロッパを中心にこれまで訪れた都市は20を超え，ほとんどの街にお気に入りの飲み屋がある。著書には『松本聡の地理教室』，『大学受験 ココが出る!! 地理Ｂノート』，『大学入学共通テスト 地理B 実戦対策問題集』（以上，旺文社），『地理用語完全解説Ｇ』，（共著，河合出版）などがある。