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内容紹介
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高校物理であやふやにしがちな疑問を、本質を突いた解説で効率的に解決できる参考書です。大学入試では、単に暗記しただけでは解けない、物理的な事象がわかっているかを確かめる問題が出題されます。こうした問題で問われる事柄のうち、多くの人が「わかっていそうで、わかっていない」事柄を91個厳選し、質問形式で収録しました。また、質問の内容を理解できたかを確認する練習問題として、「類題にチャレンジ」も53テーマ収録しています(別冊解答56ページ)。
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編集担当者の声
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物理の問題を解くにあたり、「この問題はこうやって解く」といったパターンもあると思います。しかしその中には、なんでここは「マイナス」なの?とか、なんで「力学的エネルギー保存則」は使っちゃだめなの?とか、疑問に思ったことが、一つや二つあるはずです。本書はそういった素朴な疑問を解決するために刊行しました。みなさんの中にあるモヤモヤをスッキリさせて、もっと物理を楽しんでもらえたらうれしいです。
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著者紹介
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長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。現在、長野県伊那弥生ヶ丘高等学校で教鞭を執っている。「分からなくて困っていた頃の自分の気持ち」を忘れずに教えることを心がけている。著書に『図解いちばんやさしい最新宇宙』(彩図社)、『入試問題で味わう東大物理』(オーム社)、『共通テスト物理 実験・資料の考察問題26』(旺文社、共著)ほか多数。『全国大学入試問題正解物理』の解答執筆者。趣味は卓球で、全国大会に出場するほどの腕前である。また、ホームページ「大学入試攻略の部屋」を運営し、物理・化学の無料動画などを提供している。