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内容紹介
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本書は、「入試現代文」をはじめて勉強する人のためにつくられた問題集です。入試現代文の解き方・考え方の基本ルールを紹介することからはじめ、実践的な問題演習へステップアップすることで、段階的に基礎力を身につけられるよう構成されています。
【入門編】(8例題)
入試現代文の解き方・考え方の基本ルールと、設問を解くためのアイテムを紹介し、わかりやすく説明しています。
【基礎編】(8題)
入試過去問をベースとした問題に取り組むことを通して、入門編で学習した基本ルールとアイテムの活用法が身につくよう解説しています。
【実践編】(8題)
仕上げとして、入試過去問に取り組み、実戦力をつちかいます。
★「大学入学共通テスト」記述式問題対策のオリジナル問題も掲載。
得点できる記述解答の書き方について、くわしく、わかりやすく解説しています。
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目次
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入門編
1構成・展開①対比・対立を学ぶ
2構成・展開②言い換え・同値を学ぶ
3構成・展開③並列・並立を学ぶ
4構成・展開④論と例、比喩表現を学ぶ
5構成・展開⑤心情の把握を学ぶ
6設問を解く道具①接続語を学ぶ
7設問を解く道具②指示語を学ぶ
8設問を解く道具③キーワードを学ぶ
基礎編
1評論①『まちづくりの実践』田村明
2評論②『軋む社会』本田由紀
3評論③『「超」集中法』野口悠紀雄
4評論④『たしなみについて』白洲正子
5評論⑤『人はなぜ働かなくてはならないのか』小浜逸郎
6小説『生きるぼくら』原田マハ
7随筆『歌謡曲から[昭和]を読む』なかにし礼
8記述問題『ポスト平成ですごいことになる日本経済2.0』渡邉哲也
『反逆の日本経済学』田村秀男
実践編
9評論①『里山資本主義』藻谷浩介
10評論②『紙の本は、滅びない』福島聡
11評論③『「私」とは何か』浜田寿美男
12評論④『政治的思考』杉田敦
13評論⑤『日本人をつくった教育』沖田行司
14小説「いつか来た道」荻原浩
15随筆「60年前東京の夜」加藤周一
16記述問題『地方は消滅しない!』上念司
『未来年表 人口減少危機論のウソ』高橋洋一
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編集担当者の声
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「『現代文』って、対策の仕方がわからない」「『現代文』は、勉強しても点数があがらない」と思っていませんか?
この問題集は、そんな悩みに答えます。
「入試現代文」には、攻略法があります。
問題を解くためのルールやアイテムがあります。
この問題集では、入試現代文をはじめて勉強する人でもわかるよう基本ルールの説明からはじめて、問題に取り組み、基礎力・実戦力をつけられるよう構成されています。
本書で「入試現代文」の効果的な攻略法をマスターして、現代文の得点力UPを目指そう!
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著者紹介
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上智大学卒、上智大学大学院博士前期課程修了。私立高等学校に勤務の後、駿台予備学校をはじめ、塾、予備校で現古漢、小論文の指導にあたる。旺文社『全国入試問題正解』解答者。現代文の考え方、解き方の解説は、「記号読解」に基づいている。