タテヨコ 世界史 総整理 文化史 改訂版
- 神余秀樹 著
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内容紹介
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本書は、「世界史」の中でも、特に暗記で終わらせてしまいがちな「文化史」を政治史・社会史の流れの中に位置づけて覚えることができる整理書です。
年表や地図などの図版で視覚的にも理解しやすい工夫が凝らされており、タテ(時代)とヨコ(分野)のイメージを的確につかみながら学習できます。
第1講~第12講の講末には、Trial Testとして、実際の入試問題を収録していますので、覚えた知識を使ってしっかり実戦演習をすることもできます。
赤セルシートもぜひ活用していただきながら、本書を大学入試での頻出・重要事項の定着に役立ててください。
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目次
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第1講 中国の文化I(春秋・戦国~漢)
第2講 中国の文化II(魏晋南北朝~唐)
第3講 中国の文化III(宋・元)
第4講 中国の文化III(明・清)
第5講 ギリシア・ヘレニズム文化
第6講 ローマ文化
第7講 イスラーム文化
第8講 西ヨーロッパの中世文化
第9講 ルネサンス
第10講 17・18世紀の文化
第11講 近現代の文学・芸術
第12講 近現代の哲学・思想・学問
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編集担当者の声
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世界史の中でも「文化史」は特に後回し、場合によっては、十分な対策ができずに、入試本番を迎えることになりそうな分野かもしれません。
本書は、「文化史」を軸に、政治史や社会史と併せて整理しながら理解し、入試頻出・重要語句を覚えることができるように整理しています。
各講の最初にある「総整理マトリックス」では、政治史と文化史のつながりを視覚的に理解できるようにビジュアル化しています。各時代の重要なポイントを大まかに確認したうえで、個別の具体的な内容の理解へと進むことができます。
また、原則、本文は、左のページで用語の整理を、右のページで用語を覚えるために役立つ背景などを講義調で解説しています。ぜひセットで学習を進め、理解の定着に役立ててください。
各講の巻末の実際の入試問題で知識を確認することで入試対策にも確実に役立つことと思います。
ぜひ本書をフルに活用していただき、志望大学合格に向けて効率的な学習を進めていただけることを願っています。
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著者紹介
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予備校世界史講師。河合塾の首都圏エリアの教壇に立つとともに難関大対策業務の数々を歴任。
「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」が目標。
著書に『超基礎固め・世界史教室』(旺文社)、『パノラマ世界史(上・下)』(学研プラス)など。本書では、「暗記知識」の極限値の如き「世界史×文化史」を料理するために、骨太なロジックの軸心を通す記述を試みた。