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内容紹介
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中学入試の過去問の中から、複雑な資料読解問題や論述する問題など、思考力を必要とする問題を集めて掲載した問題集です。麻布中、灘中、慶応義塾中等部、渋谷教育学園渋谷中などで出題された過去問を収録しています。
思考力問題を解くうえで求められる「力」別に掲載していますので、自分の強化したいタイプの問題を集中的に解くといった使い方ができます。
別冊解答解説では、思考ステップ別にくわしく解法を説明していますので、疑問点を残さずに次の問題に進むことができます。
また、「保護者の方へ」というコーナーでは、思考力問題を解くために日ごろから心がけるべきことなどを紹介しています。
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目次
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1. 実験を計画・設計する力
2. 実験や観察結果から考察する力
3. 資料や文章を読んで考える力
4. 知識を応用する力
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編集担当者の声
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最近の中学入試では、知識と思考力を組み合わせて解く問題が増えてきています。
理科の場合、実験計画を立てたり、初めてみるような実験結果や資料から考察する問題、実際の生活の中でどのように理科の知識が役立っているかを問うような問題です。
入試本番でこのような問題が出されたとき、大事なのは「与えられた資料をしっかり読み解くこと」「落ち着いて考え、解答できること」です。
そのためには、たくさん色々なタイプの問題を解いて、思考力問題に慣れることをおススメします。
本書を活用し、受験生のみなさんが志望校に合格できることを願っています。
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著者紹介
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●監修者プロフィール
吉川厚
東京工業大学 情報理工学院 特定教授。 立教大学 特任教授。
株式会社EduLab主席研究員として、テスト研究に従事。
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 計測工学専攻 博士課程修了、工学博士。
NTTソフトウェア研究所、NTT基礎研究所、NTTコミュニケーション科学基礎研究所
などを経て教育界へ。
一貫して、「人はどのように学び、しかも学んだ知識をうまく活用できるのか?」
をテーマに研究をしており、膨大なデータをもとにした考察をおこなっている。