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内容紹介
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相手に伝わるきれいな字が書けるようになるワーク。つまり、
・小学校で習う漢字を中心に、きれいな書き方を教える。
・1文字単位の練習だけでなく、単語や文章単位でもバランスよく書くための手法を教える。
具体的な手法は以下の通り。
・字の外形を6種類に分類し、その形を意識させる。
・紛らわしい字をセットにして教えることで、子どもに「相手が読みやすい字」を意識させる。
・書き方のアドバイスは、「ピョンッ」「シュー」「ピタッ」など、音で表現するなど、子どもがイメージしやすい方法で伝える。
・書写のプロである、横浜国立大学教授の青山浩之先生による、自筆の手本の文字と書き方のコツを伝える。
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目次
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【準備編】
きれいな字を書くために大切なこと
ひらがなと数字を書こう
カタカナと数字を書こう
【トレーニング編】
よく使う漢字
8つのパーツの練習
四角い形(正方形)
四角い形(たて長)
四角い形(よこ長)
三角の形
逆三角の形
ひし形
中心線
すき間きんとう
部分のバランス
【実践編】
生活にかんけいするもの
学習にかんけいするもの
生活に役立つもの
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編集担当者の声
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小学校入学後は、文字を書く機会が急激に増えるため、子どもの字への関心は高まります。さらに、漢字の学習が始まると、その読み書きの記憶があいまいなうちに新しい漢字が次々に出てくるため、子どもは混乱し、それが乱雑な文字となって現れます。また、字が汚いと、学習への積極的姿勢や、情報の整理、表現力などに影響すると言われており、将来にわたっていろいろな場面でマイナスになります。そこで、「字を書く」ことのスタートである小学生のうちから、日常でよく使う漢字やひらがなを中心に、きれいな字を書く方法を教え、将来、相手に気持ちが伝わる美しい字を身につけるようにするためのワークブックです。
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著者紹介
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横浜国立大学教育学部教授。美文字研究家。書家。
全国大学書写書道教育学会常任理事。1968年生まれ。
書写・書道教育の指導論及び授業の研究、文部科学省検定教科書の手本執筆や編集、またテレビ番組の講師など多方面で活躍。
『さらばクセ字! 初めての美文字レッスン』(NHK出版)、『女子力が上がる 美文字練習帳』(日経BP社)、『DVDですぐ上達! 10日で「美文字」が書ける本』(講談社)など著書多数。