ターゲットのひみつ

「ターゲット」という単語集の名前を聞いたことがある人もない人も、これを読むと「ターゲット」のことがもっと気になっちゃう? 小ネタを集めてみました。

#01 「ターゲット」の装丁にはどうして犬が使われているの?

理由には諸説あり

装丁に犬が登場した3訂版が刊行されたのは約20年前。つまり、みなさんがまだ生まれる前から「ターゲット」の装丁には犬が使われています。犬を採用した理由については、社内でもいくつかの説が語り継がれています。

【説① 犬には「標的」(=「ターゲット」)を忠実に追いかけるイメージがあるから】「ターゲット」には「標的、的」という意味があります。大学入試で狙われる可能性の高い単語に「的を絞った」というのが書名の由来のひとつですが、犬はその「ターゲット」を忠実に追いかけるイメージを表すのにぴったりだったことから選ばれた、というのがもっとも有力な説です。受験生のみなさんがこの単語集を一途に、一生懸命にやって、ぜひ合格をつかんでほしい、という願いが犬には込められているというわけです。

【説② 好きな動物として、犬の人気が高かったから】近年は猫人気も高まっていますが、「ターゲット」の装丁を犬にした当時は、特に犬の人気が高かったことから、この単語集が受験生の皆さんにとって親しみやすく感じられるのではという理由で犬が選ばれたという説もあります。

【説③ ペーパークラフトに向いているから】実はこの犬、イラストではなく、すべてペーパークラフトで制作されているのです。犬はほかの動物に比べて、種類や色・表現方法にバリエーションがあるため、ペーパークラフトにするモチーフとして扱いやすかったから、というのも有力な説のひとつです。

ちなみに「target」という単語は「1900」だと341番目、「1400」だと671番目に収録されています。