書店員さん!こんにちは!
僕が出ている「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズが目立つところに置いてあって嬉しいな!
いろんな本があるけど、本を置く場所は誰が決めてるの?
本を置く場所は担当の書店員が店長と相談して決めます!そのあとに出版社の営業部の方が書店を訪問されるので、そこで相談しながら本の場所やポップを調整することもあります。
なるほど!書店さんだけじゃなくて、出版社の人とも本の置き方を一緒に考えるんだね!
本の横に手書きのポップがつけられていたり、大きなパネルが置かれているけどこれは誰が作ってるの?
出版社から書店に訪問される営業部の方が、手書きのポップやパネルを用意して持ってきてくれます。
書店によっては自分で手書きポップを書く書店員の方もいらっしゃいます!
手書きのポップとかパネルって全部、書店さんがやってると思ってた!
「学校では教えてくれない大切なこと」は、こうやって今は目立つところににぎやかに置いてあるけど、どうやって置く場所を決めてるの?
ずばり!「その本がどれだけ売れているか」で判断します!
過去に売れた人気シリーズやキャラクター関連などの本ですと、多くのお客様に手に取っていただけるので目立つ場所に置くことが多いです。
じゃあ、今までどれだけ売れたかわからない新作の本は不利ってこと?
良い質問ですね!新作はどれくらい売れるかわからないので、出版社さんのほうから「ゲラ(試し刷り)」といって本の状態になる前のものを持ってきてくださることがあります。
「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズも新しいシリーズだったので、はじめの3冊が出たときは5冊ずつ平積みして置いていただけでした。
はじめから今みたいに目立つ場所に置いてなかったんだ!すごい!
本って書店さんに置いてからどれくらいの期間で、いっぱい仕入れたり、目立つところに置くか決めるの?
書店に置いてから3ヶ月で判断します!売り切れると追加で仕入れて、たくさん売れると良い場所に置いたりすることもあります。
ちなみに、「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズは1週間で売り切れました!
なるほど!書店さんも出版社の人とコミュニケーションを取りながら「どうやってお客さんに手に取ってもらうか」を工夫しながら考えているんだね!
書店員さん、今日は色々と教えてくれてありがとうございました!
ありがとうございました!今度、書店を訪れる際は本が置かれてる場所やポップを気にして見てみると面白いかもしれません!
取材協力:くまざわ書店ららぽーと店