- 収録語数は類書中最多クラスの約43,500語
- 重要語には「語意」「語感」欄を枠囲みで表示
- 主要な助詞・助動詞には「基本義」欄を設置
- 多義語には「意味・用法」の要約パネル
- 「まぎらわしい語の識別」欄を刷新
- 興味深いコラムが満載
「学習」「文学理念」に加え、「ことばの背景」「語義の変遷」を新設 - 古典の世界に親しめる巻末カラー参考図
- 別冊付録「助動詞・助詞の早わかり表と百人一首の手引き」
上記以外にも類書を圧する図版類、国語・国文法解説や各種一覧表も満載の付録(全137ページ)など、資料性・学習性がぬきんでています。
・見出し語は重要度に基づき三段階で表示しました。
○最重要語(約930語)2行どり・赤色表示
○重要語(約3,900語)1行どり・赤色表示
・最重要語・主要な助詞・助動詞では、大切な語義を太字で示し、学習の目安としました。
・和歌・俳句・人名・地名・作品名も見出し語として収録しました。
読解上まぎれやすい語には「まぎらわしい語の識別」欄を設け、それぞれの用例を挙げたうえで、その識別の方法を具体的に示しました。識別は文法学習上重要であり、大学入試にも数多く出題されるため、第十版では欄を刷新し要点をわかりやすく解説しました。
学習に役立つことを第一義に考え、古文解釈に必要な文法事項や解釈上の留意点、背景知識などを解説した「学習」欄、古典の理解に欠かせない「文学理念」欄など興味深いコラムも豊富。
新設の「ことばの背景」では各時代の風俗・慣習やそれらに基づく人生観など、さまざまなテーマを掘り下げ解説しました。また「語義の変遷」では時代とともに移り変わる語の意味を、用例とともに解説しました。
必ず身につけたい助動詞・助詞の意味・用法を「助動詞・助詞の早わかり表」として、接続別分類にし表組みにしました。
「百人一首の手引き」は、基本的な修辞や文法を解説。訳は逐語訳を心がけ初心者にもわかりやすいものにしました。