1.本書は職業能力開発促進法に定める普通職業訓練に関する基準に準拠し、「機械系」系基礎学科「製図」の教科書として、従来の「機械製図（基礎編）を改定・編集したものです。
2.作成にあたっては、職業能力開発施設での教材としての活用や、さらに広く建築分野の知識・技能の習得を志す人々にも活用していただくことを目的に制作したものです。
3.昭和62年の初版発行以来３回の改定を重ねています。
4.今回の改定では、下記の観点から約30％の改定を行っています。
(ア) 「CADの機械製図の規格」については、「製図規格」の項目にて述べられている内容の重複を避けるような記述とした。
(イ) 作図法の説明では、可能な限り実際の製図における適用図例を掲載した。
(ウ) 本テキストで引用しているJISについて規格改正や見直し等を行い、最新の内容になるようにした。
(エ) 章末の「まとめ」「練習問題」は、学んだ成果のセルフチェックができるような内容に改定。

第1章 製図一般
第1節 図面及び製図の意義／第2節　製図規格／第3節　図面の種類／第4節　製図用機器の種類と特徴
第2章 基礎図法
第1節 平面画法／第2節　立体画法
第3章 機械製図
第1節 図面の大きさ及び様式／第2節　尺度／第3節　線／第4節　文字と文章／第5節　投影図／第6節　図形の表し方／第7節　寸法記入方法
第4章 製図に必要な関連規格
第1節 寸法公差及びはめあいの方式／第2節　長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法／第3節　幾何公差／第4節　表面性状の図示方法／第5節　部品のエッジの図示方法／第6節　材料記号／第7節　溶接記号
第5章 CAD機械製図
第1節 CAD 機械製図の規格について／第2節　CAD 製図規格の内容／第3節　CAD 用語（JIS B 3401：1993 より抜すい）
第6章 製作図の描き方
第1節 部品図作成の手順／第2節　表題欄／第3節　照合番号／第4節　部品表／第5節　質量計算
第7章 図面管理
第1節 図面管理について／第2節　図面管理の内容と分類／第3節　図面番号／第4節　原図の管理／第5節　複写図の管理／第6節　図面変更

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
職業能力開発総合大学校 基盤整備センター編

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