●本書は、大学受験用問題集です。（2018年9月刊行予定です。）
●「重要問題」30題についての長岡亮介先生の講義をYouTubeで視聴することができます（動画約8時間）。
「重要問題」→本書の解答解説→YouTubeによる「長岡先生の集中講義」の流れでお使いください。
●『＋問題集』は余力のある人のための問題集です。（こちらは動画はありません。）
●収録単元は、関数、式と曲線、複素数平面、極限、微分法、微分法の応用、積分法、積分法の応用です。
●本書のレベルは、大学入試問題の基礎から標準レベルです。（発展問題には難問があります。）
●ラインアップは、
　「YouTubeで学べる長岡先生の集中講義＋問題集_数学I＋A＋II＋B上巻」
　「YouTubeで学べる長岡先生の集中講義＋問題集_数学I＋A＋II＋B下巻」
　「YouTubeで学べる長岡先生の集中講義＋問題集_数学III」
です。
●基礎学習については音声付の「長岡の教科書シリーズ」をお薦めします。
（注：YouTubeを見るためのインターネットの通信費などはお客様の負担となります。
また、使用機器、ソフトウェアのご質問にはおこたえできません。）

合成関数と逆関数
曲線の表現方法
２次曲線
複素数平面
数列の極限
関数の極限
微分法
微分法の応用
微分法の基礎理論----平均値の定理
積分法
積分法の応用
積分法の基礎理論----区分求積法

僕（本書の編集者）が浪人生の頃の経験です。どうしても数学の成績があがらず、困っていました。やみくもに難しい問題集や過去問集を買ってきては挫折している状態でした。そんなときに長岡先生の授業に出合ったのです。その授業は、細かいテクニックというよりも、数学の大きなストーリーを大切にされている授業でした。先生にたくさんの勇気をもらったのだと思います。その後は、あわてず、一題一題をじっくり解くことが、勉強の中心になりました。足が地につくというのでしょうか。
僕からお伝えしたいことは、「まだまだ間に合う」ということです。入試までの時間が1年だったり、半年だったり、1か月だったり、いろいろかと思いますが、長岡先生の授業を一度受けてみてください。上巻8時間、下巻7時間、数学IIIは8時間で、全部でたったの23時間です。無理すれば一週間くらいで全部見ることができます。
長岡先生の授業は、あなたを勇気づけてくれるはずです。

長岡亮介先生は、長野県生まれの横浜育ち。東京大学理学部を経て、東京大学大学院理学研究科博士課程を満期退学。その後、津田塾大学助教授、大東文化大学教授、放送大学教授、明治大学理工学部特任教授を経て、2017年に明治大学を退職。現在、意欲ある若手数学教育者を支援するNPO法人TECUMを主宰。「自分の余生を、自分の経験に基づいた知的で実力ある数学教員の養成に捧げる」とのこと。趣味はオートバイ、スキー、テニスから音楽（「何といってもバッハ」）、囲碁（依田紀基元名人の「不肖の弟子」が自慢の種）、茶道（表千家）、日本酒まで幅広いが、最近は、「もっとも好きな人生最高の大仕事」のために、これらは、疎かにされがちなのが残念そうです。