Q
旺文社を受けるきっかけは何でしたか?
A
自分が使っていた電子辞書に旺文社の英検書のコンテンツが入っていました。今でこそ多機能な電子辞書が流行っていますが、数年前は辞書のみの展開が多く、とても印象的でした。コンテンツ事業をしている出版社は珍しく、携帯電話にも辞書が搭載されていたのを見て、デジタルメディアに柔軟な会社だなと思っていました。小さい頃は、先生になりたいと思っており、大学では教職も取っていたので、教育関係の会社も数社受けましたが、本命は旺文社でした。教育と出版と電子系の仕事、この3つが重なる会社が旺文社だと思いました。就職氷河期だったこともあり、出版社は自分には難しいと思っていたので、本命の旺文社に絞って受けました。ちょうど電子媒体の未だかつてないメディアが出て来た時に、出版社にいたいと思ったのです。現在、デジタル事業部に所属しているのですが、自分がやりたかった仕事なのでとても嬉しいです。先輩の方々は、色々な方向にアンテナを伸ばしていて、敏感です。CEATECなど、部署に関係のある展示会があれば必ず何名かは出席して、あとでレポートや資料を回し読みしたりしています。
Q
友人に会社の話をするときに、どんな話をしますか?A
自分でやりたいと思った仕事についてきちんと説明ができれば、それを真摯に受け止め、必要と判断すればすぐにやらせてもらえる会社だと話しています。入社してからやった仕事に、ネットで流すプロモーションビデオのCM作りがありました。撮影一式の進行を、すべて任せていただけました。新入社員がCM制作なんて絶対できないと思われるかもしれません。ただ、私は学生時代に趣味で映像の制作をしていたので、そのスキルを認めて下さり、上司が仕事を任せてくれました。自分の趣味を「スキル」と言ってもらえたことが、とても嬉しかったです。制作したCMは、YOU TUBEで流れています。「ゼロからカンタン中国語」のページの下にiPhoneアプリの紹介動画として載っています。
Q
「自分の趣味が仕事につながる」というのはどういうことですか?
A
昔から、漫画やアニメ、ライトノベルも好きでした。色々なモノに食指を伸ばしている間にそういうモノ……いわゆるオタク系のことに詳しくなってしまいました。パソコンは自分で組み立てますし、楽曲制作や映像制作も好きです。自宅はパソコンやマイクなどの機材に取り囲まれ、休みの日は最近出た新しいアプリなどをチェックしています。こういったことは仕事の端々で役立つこともあるのですが、今は自分の好きなモノしか見えていない、追えていないため、直接仕事につながることは少ないです。今伸びているアンテナは真直ぐですが、今後はそれを多次元に振って、新しい方向にも向けていきたいと思っています。
Q
旺文社ならではの価値はなんだと思いますか?
A
誠実なコンテンツを提供し続けることだと思います。それは旺文社としての伝統にもつながっていると思います。私の部署ではデータの制作について妥協しないのはもちろん、ひとつのコンテンツからiPhoneやダウンロードサービス、DSなど、様々な展開ができないか多角的に検討し、それぞれのメディアやデバイスごとにどういう作り込みをすれば学習者にとって役立つかを細部まで考えます。一方で、「教育の出版社はこういうモノだ」という一般的なイメージを、デジタル事業部の仕事を通して変えていきたいです。現在、書籍もiPhoneのアプリと同時にリリースしたり、ゲームと一緒にリリースしたりなど、本という形からはみ出した、新しい教育サービスを展開しています。これだけデバイスが発達してきたので、現場の人と一体になったサービスなど、これからもっともっと多くのことが考えられると思います。























